句の後ろは、句会での題詠となります。

杖突いた五月みどりは見たくない   長寿

お彼岸も盆もひばりの墓へ行き    熱心

しつこいな菅井きんではないってば  追跡

姑の味方は橋田寿賀子だけ      味方

森光子さんの食べてるものを食べ   凝る

この歌を歌うとひばり泣いたっけ    癖

マスクして松田聖子と間違われ   白い色

この店へ渥美清が来た色紙      色紙

ギャラほどは高倉健は喋らない    寡黙

この妻が五月みどりと同い年    お粗末

印刷のずれた小百合を妻に持ち   ずれる

体型が似てて天童よしみファン    太い

大正琴古賀政男から抜け切れず   懐メロ

素顔から八代亜紀まで手間がとれ  化ける

うちだって順子ひろしと変わらない  共感

阿久悠に顔だけ似てて詩が書けず そっくり

どの鏡見ても玉三郎に負け      鏡

団菊を見ている祖母に逆らえず  威張る

黒柳徹子ゲストに喋らせず     喋る

今はもう宇多田ヒカルのお母さん  母娘

貞山の顔が怪談より怖い      怪談

床の間へ氷川きよしは止めなさい  飾る

正解は知ってるくせにみのもんた 大げさ

正蔵の語る累に汗が引き     お化け

脚本を井上やすしまだ待たせ  のびのび

ピアノまで淡谷のり子に肩を貸し 助ける

同い年だから森光子を妬み     理由

懐メロがまだ島倉に歌わせる     歌

ずんどうに縫えば天童よしみ済み 無条件

恋人が出来スマップの額を捨て  捨てる

紅白を一っとき澄ます由紀さおり  童謡

よく真似ているがひばりが匂わない  歌

与太郎の役につんつるてんを着せ  短い

岡晴夫美声が歌手であった頃     声

小三冶を真似て鍋焼きうどん食べ うどん